なぜBINIのヨーロッパ公演は延期になったのか?

公開日 2026年7月11日 最終更新日 2026年7月11日

(c) BINI / Facebook

大人気ガールズグループBINIのワールドツアー「Signals」におけるヨーロッパ公演の延期が発表された。様々な憶測が飛び交う中、Star Magicの代表であるDirek Lauren Dyogi氏が自身のTikTokを通じて声明を発表し、ファンに向けて謝罪するとともに、その苦渋の決断に至った背景や経済的要因について詳しく説明した。

ヨーロッパ公演延期の背景

Direk氏によると、マネジメント側は昨年からBINIの2026年ワールドツアーを計画していた。しかし、米国、イスラエル、イランを巡る進行中の紛争がツアーの計画に影響を与えたと説明。当初予定されていたドバイなど中東での公演は、ツアー発表前に旅程から外していた。

Direk氏は、予想外に長期化する紛争が原油危機を引き起こし、世界的なインフレや経済に影響を与え、ヨーロッパ市場での販売を困難にしたと述べている。これに加えて、予算編成時よりも為替レートが変動してドル高になったことで、ツアーの制作費が大幅に上昇。これらの状況を踏まえ、「現時点でヨーロッパ公演を継続することは経済的に採算が合わない」と率直に語った。この延期は簡単な決定ではなく、エージェントやチーム、プロモーター、そしてABS-CBNの経営陣との度重なる協議を経て下された共同の決断であることを強調している。

チケットの「キャンセル」と今後の返金対応

ファンの間では延期なのか中止なのかという混乱があったが、Direk氏はこの件について、運営側の意向としてはより良い時期に延期するのがベストであると考えているが、すでに販売されたチケットの支払いに対する返金手続きを行う必要があるため、現状では一度キャンセルにする必要があるとのこと。経営陣はヨーロッパでのコンサートを再設定する意向があるが、まずは返金を可能にするための措置が取られた。

北米・アジアなど今後のツアースケジュールについて

ヨーロッパ公演は一時的に見合わせとなったが、Direk氏はその他の地域でのツアーは予定通り進行することをファンに保証した。8月に予定されている北米ツアーについては、グループが再び同地域でツアーを行うまでに時間がかかる可能性があるとして、この機会に足を運ぶようファンに呼びかけた。また、アジアやオーストラリアでの公演もスケジュール通りに開催される。

Direk氏は、今回の決定により影響を受けたすべてのファンに対して個人的に謝罪するとともに、事態への理解を求めた。