公開日 2026年6月3日 最終更新日 2026年6月3日

2日間にわたり開催され、約20万人(主催者発表)を動員した「ベトナムフェスティバル 2026」。
日本とベトナムを音楽で繋いだ「Love Vietnam Show」での、ERIKやNgô Lan Hương、ANIROCKSの圧巻のステージをお届けします!

トップバッターとしてステージに駆け込んだのは、ANIROCKS。
「Chúng tôi là ANIROCKS(私たちはANIROCKSです)!よろしくお願いします!」というエネルギッシュな挨拶とともに、1曲目の「Rock Hạt Gạo」を披露し、会場の空気を一瞬にして自分たちの色に染め上げた。
MCでは「去年このANIROCKSでベトナムフェスティバルに出た映像が、たくさんの方にTikTokなどで見ていただけて本当に嬉しいです」と喜びを爆発させ、続く「Người Hát Tình Ca」、そしてラストナンバーの「Anh」では、力強く、伸びやかなボーカルで会場を魅了。
ベトナムの楽曲への深いリスペクトと、観客を巻き込むパワフルなパフォーマンスに対し、MCからも「小さな体で、とってもパワフルな歌声でした!」と惜しみない称賛が送られ、大きな拍手とともにNgô Lan Hươngへとバトンを繋いだ。
【ANIROCKSのセットリスト】

続いてステージに登場したのは、キュートなビジュアルと確かな実力でV-POPシーンを牽引するNgô Lan Hương。
1曲目の「Yêu Đừng Sợ Đau」と「Anh có muốn đưa em về không」のマッシュアップで、一気に会場を自身のペースに引き込む。
歌い終えると「曲名分かる?」とクイズを出題。「Yêu Đừng Sợ Đau!」と見事に答えた小さなファンに対し、「正解! 素晴らしい! 」と笑顔で褒め称え、会場を温かい笑いで包んだ。
最新ヒット曲「Có Công Mài “Sắc”」を歌い上げた後、「今回は東京で美味しいものをたくさん食べました!しゃぶしゃぶ、すき焼き、たこ焼き、ラーメン…本当に最高!」と、日本食を大満喫しているエピソードを披露し、ファンとの距離をさらに縮めていく。
「次は、故郷を離れて遠くで頑張っている人たちへ贈る曲です。日本で働き、学んでいる皆さんも、時々故郷を思い出して寂しくなることがあると思います。この曲が、少しでも皆さんの癒しになれば嬉しいです」と語りかけ、最新曲「Về Đi Thôi」をしっとりと歌い上げた。

しかし、しんみりしたまま終わらせないのがNgô Lan Hương。ファンから突如「婚姻届」にサインを求められると、「あなた10月生まれ? 天秤座? 10月の天秤座は危険人物だから気をつけなきゃ!(笑)」と爆笑をさらい、「愛してるって言うのは簡単だけど、書類にサインするのはよく考えないとね」と見事な切り返しで会場を沸かせ、最後を飾った「Đi Giữa Trời Rực Rỡ」では観客と一体となり大合唱を響かせた。
【Ngô Lan Hươngのセットリスト】

Ngô Lan HươngとERIKによるフォトタイムで、ERIKは「天秤座はレッドフラッグだって言ってたけど、僕も天秤座なんだよね!」と直前のNgô Lan HươngのMCを引き合いに出し「でも安心して、僕は正真正銘の『安全な男』だから」と盛り上げた。

大トリを飾ったのは今年デビュー10周年のERIK。
ライブパフォーマンスは、彼の原点である名曲「Sau Tất Cả」からスタート。会場からは完璧な大合唱が巻き起こり、これにはERIKも、「本当に素晴らしい! 日本に住んでいる皆さんは、男女問わずどうしてこんなにピッチが正確で歌が上手なの? まるでプロの歌手みたいだ!」と大絶賛。「いつかベトナムフェスティバルで、ファンがステージに立って一緒に歌える企画をやってほしい」と実行委員会に提案するほど、ファンの熱量に驚いていた。
続いて「CHẠY VỀ KHÓC VỚI ANH」で会場を盛り上げた後は、彼が最も得意とするバラードへの原点回帰となった「Dù Cho Tận Thế」を披露。リリース予定の新曲の一部を披露し「みんなで2026年のプロジェクトシリーズを応援してね!」と呼びかけた。

クライマックスは、「誰もが知っている国民的ヒットソング」と紹介された「Ghen」。「来年はHoa Dâm Bụtのみんなと一緒に日本に来たいな!」という発言が飛び出し、直後の英語でのインタビューでは、「今回が4度目の来日ですが、日本の皆さんは本当に親切で素晴らしい。2027年のベトナムフェスティバルで、また皆さんに会えることを心から願っています!」と、会場を盛り上げた。
【ERIKのセットリスト】

熱狂のライブステージ終了後は、2日間の祭典を締めくくる閉会式が行われ、出演者と関係者がステージに集い「Happy to see you」を大合唱。
日本とベトナムの距離がさらに縮まった感動的な2日間は、盛大な拍手とともに幕を下ろした。