公開日 2026年9月13日 最終更新日 2026年9月13日

ABS-CBNとMLD Entertainmentとの契約終了を発表した HORI7ONの今後のマネジメント体制に関する議論がファン層の間で白熱し、才能ある若手グループが適切なマネジメント環境を確保できるかどうかに大きな関心が集まっている。
ファンから最も多く挙がっている解決策の一つが、世界的ヒットを記録しているSB19が設立した「1Z ENTERTAINMENT」への移籍である。SB19のファンダムである「A’tin」からの強力なサポートがすぐに得られる点や、アーティストの才能を適切に育成・待遇できる環境が整っている点が高く評価されている。
一方で、1Z Entertainmentは現在独自のグループを構築・育成している段階であり、すでに確立された他グループの受け入れは行っていないとの指摘も上がっている。また、SB19ほどのマーケティング力や資金力を維持できるのかという現実的な懸念を示す声も見受けられる。
この議論の背景には、マネジメント側であるABS-CBNとMLDの間の支払いに関する対立があると言われている。ファンは、HORI7ONの公式アカウントの更新が途絶え、テレビ番組へのゲスト出演すら許可されないなど、グループが板挟みになっている現状を指摘。
さらに、ファンからはABS-CBNの深刻な資金難やリソース不足を問題視する指摘が相次いでいる。具体的には、限られた資金やリソースの大部分が女性グループであるBINIに注ぎ込まれている現状や、本社スタジオや送信施設を含むケソンシティの敷地の大部分をAyala Landへ売却せざるを得ないほど財務状況が逼迫していることが挙げられている。GMAとのコラボレーションによって辛うじて経営を維持しているという見方も強く、新しいボーイズグループと契約を結ぶ前に、まずは既存グループであるBGYOのサポートを優先すべきだという意見も寄せられている。
現在の不安定な状況を打破するため、ファンからは多様な選択肢が提案されている。一つは、SB19のように自ら会社を設立して自己プロデュースや独立の道を模索する案である。しかし、これに対しては17歳のメンバーが2人含まれるという年齢的な若さや、当時のSB19が持っていたほどの予算やリソースが不足している点が懸念されている。
また、グループのメンバーの半数は適切なトレーニングを受ければ韓国でアイドルとしてデビューできるポテンシャルがあるとし、韓国のサバイバル番組への参加による再挑戦を勧める意見も存在する。さらに、Cornerstone EntertainmentやCurve Entertainmentといった他事務所への移籍を望む声も少なくない。中にはGMA Sparkleとの契約を期待する意見もあるが、現状の同レーベルは音楽部門よりも俳優業に特化しているとの冷静な見方も示されている。
SNS上のやり取り全体を通して際立っているのは、グループが持つ高いポテンシャルが消費されてしまうことへの強い危機感だ。適切なマネジメントさえあれば世界に通用すると信じるファンたちは、フィリピン音楽業界の構造的な課題を冷静に分析しながら、彼らの才能が輝ける次なる舞台を待ち望んでいる。