公開日 2026年8月18日 最終更新日 2026年8月18日

台湾のガールズグループbabyMINTの最新プロジェクト「BBMission」の集大成となる新曲「i」が、台湾版「ラブ、デス&ロボット」と絶賛されるアニメーション映画「極樂(BLISS: Beyond the Edge of Time)」のエンディングテーマとしてリリースされた。
babyMINTは、2026年に始動した大型プロジェクト「BBMission」で、メインミッションとサブミッションを通じて、メンバー6人の無限の可能性をファンに示してきた。
メインミッションでは、まずLIN、Vikky、SienaがZ世代のワイルドなアティチュード全開の「WIL:D」を披露。続いてPixie、XUXU、YUNがキュートでポップな「I’m not perfect」をリリースし、グループが持つ圧倒的な「ギャップ」と音楽的魅力で好成績を収めた。
さらにサブミッションでは、歌のカバー、オリジナル楽曲の制作、Vlog、コスプレ、ダンスなど、メンバーそれぞれの個性を活かしたソロ活動を展開し、大きな話題を呼んだ。
数々のミッションを経て成長を遂げた6人が、ついに完全体で放つ第3弾シングルが「i」。
あえて小文字で表記された「i(私)」には、「たとえちっぽけで不完全でも、勇敢に輝くことができる」という強いメッセージが込められている。「世界に定義されることを拒み、コンフォートゾーンを抜け出して、自分の歩幅で未来を迎え、美しい人生を生きよう」という、彼女たちの自己宣言となっている。
楽曲は、銃声や爆発音、バブル音、ボーカルエフェクトなど、ゲームを彷彿とさせるサウンドが散りばめられており、聴く人の脳内に鮮やかなビジュアルを思い起こさせる。
ミュージックビデオでは、babyMINTが「少女捜索隊」に扮し、AIによってランダム生成されたかのようなデジタル迷宮へ。超現実的なアイテムや不条理な競技ステージ、奇妙な野生動物が交錯する世界で、現実とバーチャルの境界線を越え、自分だけの「蛍光色の i」を探し出す冒険が描かれている。
新曲「i」がエンディングテーマを飾る映画「極樂(BLISS: Beyond the Edge of Time)」も、現在台湾映画界で話題作の一つだ。
この映画は、台湾文化部の「黒潮計画(T-content plan)」の支援を受け、6人のアニメーション監督と6つのアニメーション制作会社が集結して作り上げた、台湾では珍しいオムニバス形式のオリジナル作となっている。
全6編の短編からなる本作は、SF、サイバーパンク、終末の寓話といったテーマに、「台湾の民間信仰」や「人情味あふれるローカルカルチャー」を見事に融合。
欧米や日本のアニメーションスタイルの影響を受けつつも、台湾ならではの独自の語彙と感情表現を確立した作品として高く評価されている。
さらに本作は、アジア最大級のジャンル映画祭である「第30回 韓国・富川国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)」の「B Extreme」部門に正式出品が決定。ホラー、SF、ファンタジーに特化した同映画祭への選出は、台湾のオリジナルアニメーションが国際的な舞台へと確実な一歩を踏み出したことを証明。
「他人に定義されるのではなく、自分で自分を定義する」——babyMINTの新曲「i」のスピリットは、台湾独自のアイデンティティを模索し、世界へ発信しようとするアニメーション映画「極樂」のテーマとも美しくリンクしている。