ALPHA、輪廻転生を描いた新曲「JIBER」をリリース!

公開日 2026年6月21日 最終更新日 2026年6月21日

(c) ALPHA

カザフスタンの人気ボーイズグループALPHAが新曲「JIBER」をリリースした。

ミュージックビデオは、まるでSF映画のような壮大なスケールと深いメッセージ性が込められており、早くもファンの間で大きな話題を呼んでいる。

SF映画のようなストーリー

「JIBER」のMVは、単なるMVの枠を超え、一つのショートフィルムのような完成度を誇る。この物語の中心にあるのは、「転生輪廻の中で何度も出会うチャンスを得ながらも、その度に過酷な状況によって引き裂かれてしまう恋人たち」という非常に切ないテーマ。

MVは、テレビのニュース番組が「巨大隕石の衝突」を報じる緊迫したシーンから幕を開ける。破壊された廃墟の街、不穏な空、そして刻一刻と進むカウントダウンが、絶望的な終末世界を見事に表現。今回の「人生」において二人を引き裂くのは、この隕石の衝突という抗えない運命なのだ。

パニックに陥る人々の中で、大切な人を探し求め奔走する若者たち。ついに屋上で再会を果たした二人は、迫り来る大爆発を背に逃げることをやめ、全てを受け入れたように静かに強く抱きしめ合う。運命に引き裂かれる悲劇と、それでも変わらない愛の尊さの対比が、多くのリスナーの涙を誘うストーリー展開となっている。

今回の『JIBER』を語る上で欠かせないのが、MVを彩る魅力的なキャストとMVの裏側を支える強力なクリエイティブチームの存在だ。

MVのヒロインとしては、人気インフルエンサーのMonaが出演。彼女の感情豊かで切ない演技が、何度も引き裂かれる恋人たちのストーリーにさらなる没入感を与えた。

また、このMVのシネマティックで洗練された世界観には、ALPHAのメンバーであるi自身がクリエイティブディレクターとして参加。絶望的な世界と美しい愛のコントラストなど、細部までこだわり抜かれたMVからは、彼の高いプロデュース能力を感じさせる。

さらに、ダークで緊迫したトーンの中、絶望に抗うような圧倒的なエネルギーを放つエモーショナルな振付を手掛けたのは、元BLACK JACKのメンバーであるSultan。力強さと繊細さが共存する彼の振付が、ALPHAのパフォーマンスをより一層ドラマチックに引き立てている。

歌詞が描く究極の愛

タイトルの「JIBER」(Ötkizip jiber)には、「手放す」「過ぎ去らせる」「見送る」といった意味があり、一見すると別れの曲のようにも思えるが、無情な時間と運命に対する敗北を受け入れつつも、時空を超えて愛し抜くという極限状態における愛が描かれている。

歌詞に込められた「来世での再会と、時空を超えた愛」というテーマを知った上でMVを見返すと、隕石が迫る中でのラストシーンがより一層美しく、感動的に胸に迫ってくるはずだ。

ALPHAの最新作「JIBER」は、グループの音楽的な進化と、より成熟したアプローチを示している。