KUN(蔡徐坤)、88risingから英語デビュー作「KUN」をリリース!

公開日 2026年2月7日 最終更新日 2026年2月7日

中国出身の世界的ポップ・センセーション、KUN(蔡徐坤)が、2026年2月6日、自身の名を冠した2作目のフルアルバムであり、英語デビューアルバムとなる「KUN」を88risingよりリリースした。

長年のボーイズグループ活動という「エコシステム」を抜け出し、彼がようやく手にしたのは、完全なクリエイティブ・コントロールと、自身のルーツであるソウルフルなサウンドへの回帰となった。

自身の原点へ——Free Nationalsも参加した「里帰り」のサウンド

本作「KUN」は、ロック、ソウル、ジャズ、R&Bといったアメリカ音楽のルーツを現代的な感性で再解釈した意欲作。特筆すべきは、アンダーソン・パークとの活動で知られるグラミー賞ノミネートバンド、Free Nationalsの参加だ。

KUN自身が全曲の共同作詞・共同プロデューサーを務め、ヴィンテージな質感と未来的な明快さを融合させている。

KUNのコメント:

「以前は『みんなは何を聴きたいだろう?』と考えていました。しかし今回、ようやく自分自身に『自分は何を歌いたいだろう?』と問いかけることができたのです 。私は、ヴィンテージのレコードや古い映画、私たちよりも長く生きてきたように感じられるクラシックなメロディなど、最も人間味があり、温かみを感じるサウンドに惹かれます。そのような感情を未来へ運ぶ音楽を作りたい。世代や文化を超えて共鳴し、すべての人に届く音楽を作りたいのです 。」

アルバムの核となる、珠玉のトラックリスト

全11曲からなる本作には、彼の多才な表現力が凝縮されている。

まず、先行シングルとして大きな話題を呼んだ「What a Day」は、オールド・ハリウッド・ミュージカルにインスパイアされたミュージックビデオとともに制作された、レトロソウルなポップ・グルーヴが心地よい一曲。

また、彼の国際的なキャリアの幕開けを象徴する記念碑的なナンバー「Deadman」や、ファンクの影響を色濃く反映させたロマンチックで情熱的な「Jasmine」など、一曲ごとに異なる表情を見せてくれ、どの楽曲も、KUNが追い求めてきた「人間味と温かみのあるサウンド」が息づいている。

ファッションアイコンとしての圧倒的存在感

KUNの魅力は音楽に留まらない。現在、マルジェラ(Maison Margiela)、ミュグレー(Mugler)、シャーロット・ティルブリーなどのグローバルアンバサダーを務めており、ファッション界でもその名は轟いている。

「ありのまま」を表現し、視覚的にも独創的な彼のスタイルは、まさに現代のグローバルアーティストの定義を塗り替え続けていると言えるでだろう。

グローバルスターとしての「覚醒」

LAの「The Fonda」公演を完売させ、フェスティバル「Head In The Clouds」でも観客を圧倒したKUN。今回のアルバム『KUN』は、彼が単なるスターではなく、時代や文化を超えて共鳴する音楽を創造する「真の表現者」であることを証明している。

2026年の音楽シーンを語る上で、この「KUN」というアルバムは避けては通れない一枚となるだろう。