公開日 2026年3月29日 最終更新日 2026年3月29日

台湾で絶大な人気を誇るボーイズグループ「Ozone」のリーダー、周祖安が、2026年3月27日、ついに軍務を終え除隊した。
除隊当日、宜蘭駅には多くのファンが駆けつけ、彼の復帰を熱烈に歓迎。さらに、除隊に合わせて待望のニューシングル「不想再讓你哭(I don’t want to make you cry anymore)」も同時公開された。
今回のリリースにあたり、彼はこれまで使用していた英語名を「Andrew」から、「Zu An(祖安)」へと活動名を変更。これは単なる改名ではなく、グループの一員としてだけでなく、一人のアーティストとして純粋な自己表現を追求し、自分を再定義するという強い決意の表れだ。
金曲奨を受賞したプロデューサー・海大富が作詞とプロデュースを手掛けた本作は、ソフトロックとメロディックラップを巧みに融合させた、エモーショナルなヒーリングラブソングに仕上がっている。
楽曲のテーマは、恋愛の中で失敗や葛藤を繰り返しながらも、最終的に「一人の人を大切に守ること」を学んでいく心の成長を描いている。特にサビで繰り返される「もう君を泣かせたくない(不想再讓你哭)」というフレーズは、かつての未熟だった自分を乗り越え、愛する人を一生守り抜こうとする真摯な誓いとして、聴く者の心に深く響く。祖安の優しく率直な歌声は、不安や不確定な日々の中でも手を取り合って進もうとする、多くの人の共感を呼ぶことだろう。
公開されたMVでは、楽曲の世界観を象徴する写実的で静謐な映像美が展開されている。今回、祖安は自身の作品で初めてコンテンポラリーダンスに挑戦。大学時代の友人と共に作り上げたこの振り付けは、入隊前の多忙を極めるスケジュールの合間を縫い、深夜まで及ぶ猛練習の末に完成したものだ。その肢体で描かれる動きは、内面に潜む抑圧や激しい葛藤を具象化しており、観る者に強烈なインパクトを与える。
また、撮影は凍えるような冷たい海水や浴槽といった過酷な環境下で行われた。低温のために全身が震える状態であっても、祖安は驚異的な集中力で撮影を完遂。後悔の念と「守りたい」という切実な願いを込めた迫真の演技は、まさに「壊れそうな美しさ」を体現しており、ファンからは「どの瞬間を切り取っても壁紙にできるクオリティだ」と絶賛の声が相次いでいる。
グループのリーダーとしての落ち着いた魅力に加え、ソロアーティストとして繊細な感性を開花させた周祖安。Ozoneとしての活動はもちろん、彼が描く新たな音楽の旅路から目が離せない。