公開日 2026年3月29日 最終更新日 2026年3月29日

台湾のサバイバル番組から誕生し、圧倒的な実力と個性でシーンを席巻する4人組U:NUS。彼らが新プロジェクト「U:NFOLD」の第2弾シングルとして、中毒性抜群のパーティーチューン「IDGAF」をリリースした。
「可可愛愛,沒有腦袋」というキャッチコピーが躍る本作は、現代社会のストレスにさらされる私たちへの、最高にポジティブな回答となっている。
仕事や学業、人間関係など、日々「こうあるべき」というルールに縛られている現代人に対し、U:NUSは「94716(中国語でざまあみろ/せいせいしたといった意味の「就是氣死你」の語呂合わせ)」と「IDGAF(I Don’t Give A Fuck)」というストレートな言葉を選んだ。そこには「完璧である必要なんてない、ただ一緒に生きる喜びを感じよう」という強いメッセージが込められ、理屈抜きで体を動かしたくなるような、感情の解放区がこの一曲に構築されている。
音楽的には、2010年代のクラシックなパーティーサウンドをベースに、EDMとヒップホップを融合。初期のジャスティン・ビーバーやアッシャーを彷彿とさせる、どこか懐かしくもフレッシュな「青春のダンスフロア」のエネルギーが、聴く者の心を高揚させる。
シャッフルダンスのステップを刻みたくなるような軽快なビートと、キャッチーで直感的なメロディ。一度聴けば耳から離れない「考えすぎない楽しさ」が、楽曲全体に凝縮されている。
本作のミュージックビデオは、全編タイで撮影。バンコクの広大な公園、活気あふれる屋台、街中を駆け抜けるトゥクトゥク、そしてメンバーが実際に滞在したヴィラなど、旅の記録をそのまま切り取ったような構成が大きな魅力だ。
映像ではあえて過度な演出を排除することで、メンバーたちの等身大で「素」の姿が存分に引き出されている。実際に現地で繰り広げられるメンバー同士の自然なやり取りや、思わず溢れ出す爆笑シーン、さらにはタイの街並みとシンクロする自由な空気感は、見ている側までその場にいるような臨場感を味わわせてくれる。
外に向かってエナジーを爆発させた「IDGAF」で、U:NUSは自分たちの音楽を通じて「型にハマらなくていい」という力強いメッセージを届けてくれた。