公開日 2025年11月13日 最終更新日 2025年11月13日

台湾の人気サバイバル番組「原子少年2(Atom Boyz 2)」が、第60回金鐘獎(ゴールデン・ベル・アワード)で見事「綜藝節目獎」を受賞。プロデューサーである詹仁雄氏が祝賀会にて、ファン待望の「踢帕ファミリーコンサート」の開催時期や、「原子少年3」、そして新たなガールズグループの構想について明らかにした。
多くのファンが待ち望んでいた「踢帕ファミリーコンサート」について、具体的な計画が明かされた。
《原子少年》シリーズから誕生したスターたちが集結する、大規模なイベントとなりそうだ。
詹仁雄氏は、「原子少年3」についても言及したが、「すぐに制作することはない」と明言。
ボーイズグループ市場は比較的飽和状態にあり、これ以上急いで選抜すると「グループ同士が競合してしまう」状況を懸念していると説明。
今後はまず練習生制度を確立し、新人が初期段階から互いに切磋琢磨し、基礎を固める環境を整備することを優先する考えだ。選考基準は引き続き「ルックスが良く、歌とダンスが上手い」こと。育成された練習生が将来的に俳優など別の分野で活躍することも歓迎するとしている。

ボーイズグループが充実する一方、詹仁雄氏は「ガールズグループ市場にはまだ大きな可能性がある」と分析。
2026年はガールズグループの発掘に力を入れる年とし、新たなオーディションを計画していることを発表した。この新オーディションは、過去のシーズンとは異なる、より複雑なルールになることが示唆しており、放送時期については現時点では未定だ。
踢帕娛樂は音楽活動だけでなく、映像制作にも積極的に取り組んでいる。
先日、BLドラマがクランクアップしたのに続き、新たに映画制作の計画が進行中であることが明かされた。
この映画プロジェクトは、詹仁雄氏がかつて《模范棒棒堂》時代にAndyと構想していたアイデアが基になっているとのこと。所属アーティストの演技の才能を発揮する場としても、大きな期待が寄せられている。
「原子少年」の成功を基に、コンサート、新グループ、映画と、さらに大きな「宇宙」を創り上げようとする踢帕娛樂の今後の展開から目が離せない。