公開日 2025年10月28日 最終更新日 2025年10月28日

2025年11月3日(月・祝)、アジアの音楽シーンを牽引するアーティストたちが東京ドームに集結する「MUSIC EXPO LIVE 2025」。
J-POP、K-POP、T-POPと、国境やジャンルを超えた全12組のアーティストが織りなす「音楽の博覧会(EXPO)」。大トリを務めるNumber_iをはじめ、TOMORROW X TOGETHER、BE:FIRST、ENHYPENなど、トップランナーたちがこの日限りのステージを繰り広げる。
この記事では、開催が目前に迫った「MUSIC EXPO LIVE 2025」の注目ポイント、特に見逃せないコラボレーションやアーティストたちの見どころを徹底的に紹介する。
今回のイベントで最も注目すべきは、ここでしか見られない2つのスペシャルコラボレーション。
開催日である11月3日にデビュー4周年を迎えるBE:FIRSTと、今年海外アーティスト史上最速で日本スタジアム公演を実現したENHYPEN。日韓のボーイズグループシーンをリードする2組が、この日限りのスペシャルコラボに挑みます。アニバーサリーイヤーを彩る彼らの化学反応は見逃せない。
日本のアイドル文化を世界に発信するKAWAII LAB.(FRUITS ZIPPER, CANDY TUNE, SWEET STEADY, CUTIE STREET)と、IVEを擁するSTARSHIPエンターテインメントから今年デビューした韓国発のガールズグループKiiiKiiiがコラボ。J-POPとK-POP、それぞれの「KAWAII」がステージで融合。
さらに、MCを務める山里亮太(南海キャンディーズ)による、アーティスト同士のレアな交流が垣間見えるコラボレーショントークも予定している。
「MUSIC EXPO」の名の通り、日本で初めてそのパフォーマンスを目撃できる貴重なステージも用意されている。

『MUSIC EXPO LIVE 2025』の大トリを担うのはNumber_i。デビュー曲「GOAT」の革新的なサウンドやパフォーマンスで一気に世界へ飛び出すと、世界最大級の音楽フェスである“コーチェラ”こと『Coachella Valley Music and Arts Festival 2024』にも出演。コンスタントに楽曲をリリースし、メンバーそれぞれのプロデュース曲で個性もしっかりと打ち出しながら成長を続けている。東京ドームという巨大なハコをものともしない彼らのキャリアと圧倒的なパフォーマンスで、この日を締めくくる。

世界を舞台に活躍しているボーイグループがTOMORROW X TOGETHER。HYBE MUSIC GROUPレーベルのBIGHIT MUSICからデビューし、優れたビジュアルと高いパフォーマンス力、独自のコンセプトを武器に、様々なジャンルの音楽を自分のものにする。今回のイベントはそれらの代表曲や最新曲を含めたセットリスト。「ステージテラー(ステージとストーリーテラーの合成語)」と呼ばれるTOMORROW X TOGETHERのワールドワイドなパフォーマンスが味わえるひとときをお届けする。

『MUSIC EXPO LIVE 2025』の開催日である11月3日は、BE:FIRSTにとってデビュー4周年を迎える記念すべき日。その節目に先述したENHYPENとのコラボパフォーマンスを披露するだけでなく、単独でのステージも繰り広げる。日本のボーイズグループシーンの新たな扉を開いたBMSG所属アーティストとして、大舞台でスキルフルな個々のボーカル・ダンスを披露し、デビュー記念日に華を添える。

Mnetの超大型プロジェクト『I-LAND』から誕生した、日本人メンバー1人を含む7人組グローバルグループ・ENHYPEN。今年の夏、海外アーティスト史上デビュー後最速で日本スタジアム公演を実現。ヴァンパイアを軸とした独自のダークファンタジーコンセプトやK-POPのフィールドにおいても異彩を放ち、パフォーマンスも激しさのなかにグッと息を呑む深みを持ち合わせている。今回はデビュー5周年イヤーの中でのパフォーマンス。BE:FIRSTとのコラボも含め、東京ドームの観客を魅了するステージを繰り広げる。

BTSとTOMORROW X TOGETHERが所属する<BIGHIT MUSIC>から6年ぶりにデビューした新人グループ。音楽・振付・映像まで自ら手がけるヤングクリエイタークルーであるCORTISは、サイケデリック・ロックにインスパイアされたギターリフや、重厚なブームバップのリズムを融合させたサウンドで、懐かしさと新しさが共存する独自のサウンドを生み出している。今回の『MUSIC EXPO LIVE 2025』が待望の初来日となるため、日本での初パフォーマンスに立ち会う人たちは“新たな歴史の目撃者”になる。

BMSG×ちゃんみな がタッグを組んだGIRLS GROUP AUDITION『No No Girls』から誕生した7人組ガールズグループ・HANA。今年デビューにも関わらず、デビュー曲「ROSE」や2ndシングル「Blue Jean」などが音楽チャートを席巻中。メンバーの個性にフォーカスを当てたジャンルレスな音楽性とスキルは折り紙付きで、さらなる成長曲線を描く最中で今回はキャリア初となる東京ドームの舞台に立つ。この一度しかない貴重な瞬間に、いったいどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか?

イベントのトップバッターを務め、KiiiKiiiともコラボレーションするなど、大活躍するのはKAWAII LAB.のFRUITS ZIPPER、CANDY TUNE、SWEET STEADY、CUTIE STREETの4組。現代的な視点から言葉とサウンドで「KAWAII」カルチャーを再定義し、いまや国内だけではなく世界の舞台へ羽ばたこうとしている。可愛らしさにファンキーな要素を忍ばせたサウンドのFRUITS ZIPPERや、ロックでキャッチーな楽曲が多いCANDY TUNE、ピアノ・シンセサイザーなど鍵盤のメロディが際立つ甘い楽曲が印象的なSWEET STEADY、四つ打ち楽曲やBPM高めのキラーチューンで畳み掛けるCUTIE STREETと、それぞれの音楽的な個性も際立っている。最新のJ-POPアイドルシーンの多様性と活力を示す、彼女たちのフレッシュで力強いパフォーマンスは、この一日のエネルギー源となる。

STARSHIPエンターテインメントがIVE以来約4年ぶりに手がけたガールズグループ・KiiiKiii。デビュー前にリリースした「I DO ME」は、グループ名だけを発表した状態でMVが公開され大きな話題を呼ぶなど2025年注目のグループだ。今回は自身のステージに加え、KAWAII LAB.との日韓コラボステージも披露します。彼女たちが異なる文化圏の才能とどのように競演し、その中でいかに自らの存在感を際立たせるのか注目。

ガールズグループでも異色の存在となるのが、タイのT-POP業界で現在大活躍中の4EVE。彼女たちの音楽は世界のポップトレンドを鋭く捉えながらも、タイ固有のグルーヴやメロディのエッセンスを効果的に取り込んだ、極めてカラフルでハイブリッドなサウンドに仕上がっていることが代表曲「VIBRATE」などに表れている。東京ドームという日本の巨大な舞台で、4EVEが披露するT-POPの熱狂と多様性は、日本のオーディエンスにとって刺激的な発見となる。
アジアの音楽市場の「今」を体感できる『MUSIC EXPO LIVE 2025』。2025年を代表するアーティストたちの貴重な瞬間をお見逃しなく。