公開日 2022年9月23日 最終更新日 2022年10月19日
Tencent Music EntertainmentとSony Musicが共同設立したアジアのEDMレーベル・Liquid Stateが、中国人DJ/Producer・Terry Zhong(钟天利)との契約を正式に発表した。
5歳の時にピアノを習い始め、高校時代にDavid Guettaのアルバム「Nothing But The Beat」を聴いたのがきっかけで、プロデューサーを志すようになったTerry Zhong。
彼の音楽スタイルは東洋と西洋のポップミュージックの特徴を融合させ、そこから独自のスタイルを導き出し、今ではボーカルまでこなす大きな可能性を秘めた万能アーティストに成長した。
EDC China, 三亚ISY国际音乐节,武汉VAC音乐节、Electronic Jungle Music Festivalなど国内で開催された多くのフェスに出演。2017にリリースしたシングル「8PM」はNetEase Cloud Musicで多く再生された中国産EDMの1つになった。
これまでにリリースしたシングルの数は比較的少ないが、中国では1億回以上再生され、Spotifyでは数百万回再生されている。
2020年にはPyro MusicのTop100 DJsランキングで7位に選ばれ、2021年には4位に上昇した。
そして今年の第二四半期、Terry ZhongとLiquid Stateは正式に手を組み「如果的事」をリリース。Liquid Stateは大規模な宣伝リソースを割り当て、Douyin Musicと共同でプロモーションを行った。リリースから14日で500万回以上再生され、NetEase Cloud Musicで7位、Kugou Musicで9位、QQ Musicで16位にランクイン。
7月からは「超感星电音(E-POP OF CHINA)」に出演し、素晴らしいパフォーマンスでTerry Zhongを大衆に知らしめた。Liquid Stateも強力なプロモーションでサポートした。
2019年に設立されたLiquid Stateは、中国と西洋の音楽市場における国際的協力の新しいモデル開発に取り組んでいる。
設立から4年間でAlan Walker, Alesso, Steve Aoki, R3HAB, Marshmello, Stray Kids, 蔡依林,刘宇宁など多くのアーティストと協力し、「溯 Reverse」は20億回再生、「Ignite」,「Remember Our Summer」,「Wrap Me in Plastic」,「Power(in your soul)」は10億回再生を突破。大きな成功を収めている。