公開日 2026年4月11日 最終更新日 2026年4月11日

フィリピンの国民的ガールズグループ BINIが、世界最大級の音楽フェスティバル「コーチェラ2026」に出演し、フィリピン人アーティストとして史上初となる歴史的な快挙を成し遂げた。
会場には熱狂的なファン「Blooms」が集結し、パフォーマンスが始まる前から「BINI! BINI!」とコールが響き渡る盛り上がりを見せ、X(旧Twitter)では世界トレンド1位を獲得するなど大きな注目を集めた。

BINIは現地時間の4月10日、「Mojave Stage」に登場。過去にEd SheeranやLizzoといったトップスターも立ったこのステージで、彼女たちは約45分間にわたり、パワフルなダンスと安定した生歌を披露した。
フィリピンの子供たちの間で親しまれている遊びを取り入れた「Shagidi」で力強く幕を開け、「Zero Pressure」「Out Of My Head」を次々と披露。
中盤では、国民的人気を誇るタガログ語のヒット曲「Karera」「Salamin, Salamin」を披露し、その後、恋の主導権を握る新時代のアンセム「Blink Twice」、自分自身の魅力をデザートの仕上げに添えられるチェリーに例え、自信に満ちた女性の姿を描いた「Cherry on Top」。終盤には前日にリリースしたばかりの新EP「Signals」から「Blush」の世界初披露に続き、自信と自己愛を促す「Bikini」を経て、最後は彼女たちの代名詞であり、国民的ガールズグループにのし上がるきっかけとなった「Pantropiko」で、会場を熱狂の渦に巻き込みながら約43分のセットを締めくくった。

今回の歴史的なステージを彩るため、BINIのビジュアルディレクター Ica Villanueva 氏は、フィリピンの豊かな自然をテーマにした緻密な衣装戦略を昨年の12月から準備してきた。
初日のステージでは「海」をテーマに、穏やかなフィリピンの海をイメージしたオーシャンブルーとゴールドが輝くアンサンブルを着用。続く第2週の公演では「陸」を象徴するデザインを披露する予定だ。
また、オープニングではフィリピンの伝統的な帽子である「サラコット」を現代的にアレンジしたヘッドピースを着用し、自分たちのルーツへの誇りを強調。
パフォーマンスの途中でこれらの衣装を脱ぎ捨て、より軽やかで煌びやかなスタイルへと変化する演出は、視覚的にも観客を圧倒し、SNSでも大きな話題となった。
BINIの快進撃はコーチェラだけに留まらない。彼女たちは4月18日(日本時間)に再びコーチェラのステージに立つことが決まっているほか、4月21日にはロサンゼルスのグラミー・ミュージアムで開催される「Global Spin Live」への出演も控えている。
さらに、4月29日にはビルボード「Women in Music」にて「Global Force Award」を受賞することが決定しており、世界中の音楽業界から熱い視線が注がれている。