公開日 2025年11月10日 最終更新日 2025年11月16日

シンガポールから現れたZ世代のポップスター、Regina Song(レジーナ・ソング)が、待望の新作EP 「the gates』」をリリースした。さらに、2026年初頭にはセカンド・アルバムをリリースすることも発表。
そのリリース直前の11月6日、渋谷・Spotify O-EASTで開催されたイベントに出演し、日本で初となる待望のパフォーマンスを披露。Z世代の“恋愛詩人”として、その実力と魅力を日本のファンに存分に見せつけた。
レジーナ・ソングは、第22回東京国際ミュージック・マーケット「TIMMショーケースライブ YouTube Music Nights Presents ASIA DAY」に出演。これが彼女にとって日本での初ライブとなった。
今年5月には、「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」で彼女の代表曲『the cutest pair』が「最優秀アジア楽曲賞」にノミネートされ、授賞式のために来日したことでも注目を集めていましたが、満を持してのパフォーマンス披露に会場は熱狂。キャッチーなポップアンセムと心に響くラブソングで、集まった音楽ファンを魅了した。
新EP「the gates」は、彼女が次のチャプターへ進む前の、最後の“哀しみへの抱擁”とも言える作品だ。2026年に控えるセカンド・アルバムへの「ほろ苦い序章」として位置づけられている。
本作には、2025年にリリースされヒットしたシングル「Fairy」「Love me again」「Before I leave」に加え、待望の新曲「Midsummer Mansion」が収録されている。
新曲「Midsummer Mansion(ミッドサマー・マンション)」は、レジーナの文学的な世界観が光る一曲。遠距離恋愛を続ける恋人たちの、叶わなかった夢や希望を閉じ込めた「架空の館」が舞台だ。
一緒に暮らすこと、同じ家を持つことといった無数の夢が閉じ込められた“真夏の館”。それは飛行機でしか再訪できない場所。強く結ばれているようで、一本の糸でしか繋がっていないような関係。
「I’ll see you next vacation if we even make it / till then I’ll be saying I miss you」
(次の休暇にまた会えたらいいね―もしまだ続いていたら。その日まで、私はずっと“会いたい”と言い続ける。)
この歌詞が、儚くも強い愛の形を静かに物語っている。
EP全体を通して、レジーナは“愛”という甘くも苦いパラドックスに向き合っている。かつての“恋愛のファンガール”だった自分と、今の自分との葛藤。それでも、心の奥底で眠る「愛を信じる純粋な心」が再び目覚める瞬間を待っている、そんな彼女の等身大の感情が込められた作品だ

シンガポール出身、21歳のポップアーティスト。若者たちの等身大の感情を鮮やかに描き出すキャッチーなポップアンセムとラブソングで、世界中のリスナーを魅了している。
Regina Song(レジーナ・ソング)
ニューEP『the gates』
配信中
配信リンク: https://orcd.co/thegates
(レーベル:No Saints Allowed)
Tracklist: